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山陽熱工業

田邉さんはどのような経緯で岡山県北で農業を志すようになったのですか?

田邉

元々自然が好きで四季折々の移りゆく景色を見せてくれる山が特に好きでした。大学を卒業して就職した以前の職場で農業関係の業務を行う中で、農業の現状や、様々な問題に直面し、未来に自然の豊かさを残すためにも、環境にを重きを置く農業が必要だと強く思い、本格的に農業に打ち込む決意をしました。そんな中、自然豊かな県北で生産者が潤う農業を確立させるという意志の元で協力していただける農家さんを探していた所、知人の紹介で 今の加茂町の農業組合法人「かんば川」に出会う事ができました。

山陽熱工業

津山市加茂町でどんな農業に取り組んでいるのですか?

田邉

2ヘクタールの水田でコシヒカリを作っています。その内1.4ヘクタールは除草剤を使用せず有機的な方法を取り入れています。
農薬(除草剤)を使用せずに農業に取り組んだのは今年が始めてでしたが、インターネットで見たり、人から聞いて取り入れた農法も自分達の田んぼで実際にやってみて体験しないと分からないと言うことが分かりました。全然効果が得られないものもあれば、試しに行ってみたものが以外と良い結果になったりと、知識だけでなく行動し試行錯誤して自分なりの農法を確立させるものだと学びました。

山陽熱工業

想像以上に大変だったり、うまく行かない事も多いのでは?

田邉

35度を超える猛暑日の中での作業、大雨や台風など自然災害にイノシシ等による獣害など、自然界の厳しさを肌で感じています。そんな中でも一つ一つの困難を乗り越えるため様々な人が協力し助け合い、収穫までこぎ着けた事をとても嬉しく思っています。やはり農業は助け合いが大切だと心から思いました。

山陽熱工業

今年、除草作業に弊社の除草機「楽とーる」を試されて いかがでしたか? 

田邉

今まで除草剤を使用せず有機農法で栽培した田んぼでの、雑草との戦いは想像以上に大変でした。以前は、竹ぼうきや釘を使った除草機を自作して使用したり、手押しの水田除草機を使って1〜2週間に1回のペースで行っていたのですが、思ったほどの効果が無かったり、体力的にすごく大変でした。そんな中「楽とーる」は除草機に乗って田んぼを走るだけなのに除草効果が高く、作業効率の良さに驚きました。一日にいくつもの田んぼを除草できるので効果の良いタイミングに作業できるのも助かりました。田植えから2週間後に1度「楽とーる」で除草するだけでしたが、それ以外に除草で田んぼに入る必要はなかったです。普通は一度除草してもしばらくするとすぐに新しい雑草が生えてくるのですがそれも格段に少なかったです。
早く市販化されて全国の有機農法に取り組んでいる農家の元へ普及すると良いですね!

山陽熱工業

今後の予定や、夢はありますか?

田邉

自分は今後も農業を続けていくと思いますが、個人の力というものは農業という事業では微々たるもので、やはり若い担い手が必要だと感じます。しかし現状は米を売っても赤字になる産業で、身を削って作物を育てても報われず、儲からないので 子は引き継がず、親も子がこのような思いをするならば廃業させるという選択をする農家さんは少なくないと思います。何十年もかけて培ってきた技術を引き継がせる事なくリタイヤするという気持ちは、今の自分では計り知る事はできませんが、さぞ悔しい気持ちだと思います。一人でも多く若い担い手が大ベテランの技術と思いを引き継げれる世の中になるよう「自然の豊かさこそ財産である」という事を知ってもらえるよう、加茂町という町から明るい農業の形を作っていきたいと思っています。

山陽熱工業

田邉さんの様な 若く志の高い若者を山陽熱工業は、これからも応援していきますので、頑張ってください。
ありがとうございました。